老犬介護カートの出張製作|ご注文から完成までの流れ

老犬介護カートの出張製作|ご注文から完成までの流れ

ワンちゃんの身体の状態に合った介護カートを製作するためには、まず生活環境と身体の状態を把握することが重要です。

以下のような情報を事前にご確認・共有いただいています。

  1. 年齢・性別・犬種・体重など、ワンちゃんの基本情報
  2. 不自由になった時期や症状(例:前脚、後脚、首、腰の麻痺や前庭疾患、DMなど)
  3. どのようなタイプの介護カートが必要かのご相談
  4. 費用のお見積もりと完成までの日数のご確認
  5. 製作の流れ(店舗での採寸・仮組・組付け、または出張製作のご相談)

遠方にお住まいの方には、写真や動画を使ったやり取りや、電話・メールでの打ち合わせを行い、採寸表をご自身で記入していただく形で仮組フレームを製作。その後、ご自宅にて出張組付けを行い、1日で完成させることも可能です。

製作事例のご紹介|静岡県のたいせいくん

先日、静岡県よりご依頼いただいた柴犬の4輪介護カートの事例をご紹介します。

飼い主さまは女性で、ワンちゃんを抱きかかえてカートに乗せることは大変だと考えました。
そのため、抱きかかえずにカートに乗せられる構造が必要不可欠。

今回は、着用型ハーネスをフックにかけるだけで簡単にセットできる設計にしました。
これまでの製作実績をもとに、画像を使って採寸をお願いし、やり取りもスムーズでした。

注文から製作までの手順

現在の身体の状態など画像で打合せ

老犬たいせいくん

遠方による出張組付けのため、飼主さまによる採寸

老犬計測表1
老犬計測サイズ
老犬イメージ画像

採寸が不安な場合はメジャーを合わせながら画像を一緒に送っていただきます。

老犬たいせい君計測

採寸表に合わせて仮組フレームを製作します。

仮組サイズ1
仮組サイズ3

仮組フレームを持って静岡まで出張組付けにお伺いしました。

老犬たいせいくん

ネット購入との違いと、リペアの重要性

こちらの飼い主さまは、今回が2台目のカート購入でした。
初回はネットで安価な製品を購入されたそうですが、

  • サイズが合わない
  • 組み立て説明が分かりにくい
  • 身体の変化に対応できない

といった問題があり、使い続けることができなかったとのことです。

確かに、ネット購入でぴったり合う製品が見つかることもありますが、非常にまれです。
さらに、ワンちゃんの身体は日々変化するため、リペア対応ができることが何よりも重要です。

オーダー製品であっても、「売って終わり」では意味がありません。
製作してからが、本当のお付き合いの始まりだと私たちは考えています。

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