2026年1月13日

ニホンイシガメの飼育環境と管理の基本

ニホンイシガメの飼育環境について
お問い合わせをいただきました。

そこで今回は、
アダルト個体を基本とした屋外飼育を前提に、
管理の考え方と注意点を紹介します。

癒し目的の空間と飼育は別物

まず大切なのは、
癒しと飼育は違うという考え方です。

SNSで見る美しい写真は、
一瞬を切り取った画像です。

しかし、
その状態を長期間保つことはできません。

また、
人の癒しを優先した環境は、
生き物に負担をかけることがあります。

飼育
飼育

自然をそのまま再現することはできない

自然に近い環境作りは大切です。

しかし、
川のような水質や流れを
飼育環境で再現することはできません。

河川には、
石や砂、微生物による
強い浄化作用があります。

一方で、
水槽内に同じ環境を作ると、
すぐに泥だらけになります。

清潔な飼育には設備が必要

そのため、
清潔な飼育環境を保つには
設備が必要になります。

見た目だけのレイアウトではなく、
管理しやすい環境を優先しましょう。

また、
掃除や水替えが
簡単にできることもニホンイシガメを飼育には重要です。

ニホンイシガメは水作りが飼育の基本になる

ニホンイシガメ飼育で重要なのは、
水作りです。

ポイントは、
バクテリアが働く水質を保つことです。

多くの方は、
餌を与え、
食べる姿に癒されます。

しかし、
餌=糞が出る
ということも理解が必要です。

糞の処理が水質を左右する

まず、
固形の糞は
濾過装置で取り除きます。

そして、
処理しきれない汚れを
バクテリアが分解します。

その上で、
水替えを行い
バランスを保ちます。

この循環が崩れると、
水質は一気に悪化します。

水質悪化の主な原因

水質悪化の原因は、
いくつか考えられます。

・餌の与えすぎ
・飼育数のキャパオーバー
・水替え不足
・水質の問題(カルキ・井戸水)

これらが重なると、
病気や悪臭の原因になります。

ニホンイシガメの皮膚病は命取り

ニホンイシガメは、
皮膚病に注意が必要です。

特に多いのが、
水カビ病です。

原因の多くは、
水質の悪化です。

つまり、
水作りがうまくいっていない
サインでもあります。

皮膚病を防ぐ飼育管理

皮膚病を防ぐには、
まず原因を見直します。

餌の量は適切か。
水替えの頻度は足りているか。
飼育環境は過密でないか。

一つずつ確認することが、
改善への近道です。

ニホンイシガメの温度管理と日光浴の重要性

ニホンイシガメには、
日光浴が必要です。

目安は、
1日6時間程度です。

ただし、
真夏の直射日光は危険です。

高温になりすぎると、
熱中症で命を落とすこともあります。

ニホンイシガメ日光浴の本当の目的

日光浴の目的は、
甲羅を乾かすだけではありません。

体温を上げ、
消化を助けるためです。

また、
寄生虫や水カビを
抑える効果もあります。

そのため、
日陰と水場を行き来できる
環境が必要です。

管理しやすさも大切な飼育環境

自然に近づけることも大切です。

しかし、
それ以上に
管理しやすさが重要です。

掃除しやすく、
水替えしやすい環境が、
結果的に健康につながります。

アダルト個体は屋外飼育が基本

今回の内容は、
ニホンイシガメのアダルト個体を前提としています。

ニホンイシガメベビー個体は、
飼育環境や管理方法が異なります。

年齢や成長段階に合わせた
飼育を心がけましょう。

まとめ

ニホンイシガメの飼育では、
見た目より管理が重要です。

水質、温度、日光、
そして掃除のしやすさ。

このバランスを意識することで、
健康な飼育環境を維持できます。

お問合せ

イシガメ販売

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください