
2025年10月8日
ニホンイシガメの子ガメ飼育で注意したい水温管理
朝晩が冷え込み、水槽の水温も低下します。しかし、子ガメにとって低水温は命取りです。だから私はヒーターを入れています。
まず、水温を28度以上に保つことが大切です。さらに、急激な温度変化を避けることもポイントです。
一方で、水温を安定させることで食欲も維持できます。つまり、体力が落ちにくく、病気の予防にもつながります。

水温低下で起きやすい水カビの原因とは?
水温が下がると、水カビの発生が増えます。また、水質の悪化も病気の原因になります。そこで、よくある失敗例を紹介します。
餌の食べ残しによる水質悪化
まず、餌の食べ残しによる水質悪化です。食べ残しが腐り、水カビの温床となります。
狭い水槽での多頭飼育
次に、狭い水槽での多頭飼育です。一見問題なさそうですが、実は水が汚れやすくなります。
レイアウト変更によるトラブル
さらに、レイアウト変更にも注意が必要です。自然の小石や土を入れると菌が繁殖します。
水カビを防ぐためのポイントと対策
水カビ対策には、まず清潔な水を保つことが重要です。そして、毎日水を交換する習慣をつけましょう。
また、水温を30度前後に上げることで、免疫力が高まります。つまり、水カビを抑える自然な方法です。
一方で、イソジンや日光浴よりも水温管理が効果的です。結果として、体調回復が早くなります。
安全な飼育環境づくりの工夫
私は、子ガメの時期は高水温で管理しています。また、余計なレイアウトは入れません。
まず、陸地はプラスチック製を使っています。つまり、自然の石や土は使わないようにしています。
さらに、餌は陸地で与えるように工夫しています。これにより、残餌が水を汚すことを防げます。
その結果、子ガメの溺死や病死が減りました。だからこそ、安全な飼育環境はとても大切です。
子ガメの冬眠は危険?私の考えと管理方法
冬眠について質問を受けます。しかし、私は子ガメの冬眠をおすすめしません。
なぜなら、体力がないと冬を越せないからです。さらに、水槽の場所によっては表面が凍ります。
つまり、血液が凍ると命に関わります。だからこそ、水槽の設置場所も重要です。
また、冬眠中は酸素を取り込む環境も必要です。一方で、いきなり冬眠させるのは危険です。
どうしても冬眠させたい場合は工夫が必要です。私は室内10度ほどで短期間のみ行います。
さらに、2~3年目の夏には屋外プールへ移します。その際、落ち葉は入れずにポンプを使っています。
まとめ:水温と環境が健康維持のカギ
結論として、ニホンイシガメの飼育で重要なのは環境です。とくに子ガメは水温が健康を左右します。
だからこそ、清潔な水と安定した温度を保ちましょう。さらに、過信せず日々の観察を続けてください。
この積み重ねが、丈夫で健康なイシガメを育てるコツです。