2024年6月28日

ハイカラーイシガメのオレンジ系とイエロー系:色と形の違い

ハイカラーイシガメにもタイプがあります。
特にメス親の甲羅の色はオレンジ系とイエロー系に分類されるように思います。
それだけでなく、甲羅の形にも違いがあり、
オレンジ系の甲羅は後脚から尾にかけて外側に反って開いている個体が多く、
イエロー系は甲羅全体に丸くお椀型で甲羅の縁も丸く柔らかなイメージです。
皮膚の色や線の色にも違いがあります。

(上)イエロー系の2個体ですが、どちらも黄色に霜降りがはいり綺麗です!
実際は、黄色はもう少し薄くレモンとグレーが混ざり合った色です。写真では表現できず、この色の方が黄色としての表現がわかりやすいです。

オレンジ系のハイカラーイシガメ

ハイカラーイシガメのオレンジ系の甲羅は内側もオレンジ色がでています。
首や四肢と尾にもオレンジ色のラインが入り特徴的です。

メスはオレンジ系とイエロー系の分類と違いがはっきりしています。

(上)この色はイエロー系でもなくオレンジ系でもなく?中間になります。これはこれで綺麗な配色で交配のオスによっても色の違いに変化が出ます。

ハイカラーイシガメのお問合せがとても多いのですが、産まれてすぐにハイカラーの個体になるかどうか?わかりません。8月中旬に産まれた子ガメは翌年春頃に性別判断を確認できます。この頃になると甲羅の色もハッキリとします。選別を繰り返しながらハイカラーの個体を残します。

アダルトサイズになるまで飼育環境、餌、など工夫しながら飼育します!

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